groovesとbgrassが共同で、ITエンジニア業界におけるジェンダー格差の解消を目指し、アンケートを実施し、6月1日に発表した。
本調査は、20〜60代までのITエンジニア437名(男性:311名、女性:126名)から有効回答を得ている。
所属企業を下記の4つに分類し調査を実施した。
- IT/Web系サービスが主力の自社開発企業
- 受託開発・SES
- ITコンサルティング
- 事業会社(IT以外が本業)
最も所属エンジニアの多い「IT/Web系サービスが主力の自社開発企業」は、男女間格差が少ない傾向となった。
次に所属エンジニアの多い「受託開発・SES企業」を調査したところ、「IT/Web系サービスが主力の自社開発企業」と比較し、大きな男女間格差が見られた。
また「受託開発・SES企業」が、どのタイミングで男女間の賃金格差が発生するのかを調査したところ、「1年以上5年未満」の場合、男女間格差は見られないが、「エンジニア経験が5年以上」の場合、男女間格差が顕著に現れることが分かった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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