米Figmaは、同社が提供しているデザインツール「Figma」に、Web開発者向けの機能を提供する「開発モード(Dev Mode)」を6月21日にベータ版として公開した。2023年一杯は開発モードをベータ版として無料で提供するが、2024年からは有料で提供するとしている。
開発モードは、デザイナーが作成したデザインのプロトタイプの画像から、CSS(Cascading Style Sheets)のプロパティや値などを取得可能にするモード。プロトタイプの画像の上にマウスカーソルを移動することで、CSSのデータを確認できる。データはCSSやSwiftUIのコードの形でも取得できる。
さらに、Visual Studio Code向けの拡張機能も用意し、Visual Studio Code上でデザインのプロトタイプを確認し、CSSのコードをまとめて入力することも可能にした。Visual Studio Code向けの拡張機能も2023年中はベータ版として提供する。
加えて、「GitHub」「Jira」「Storybook」といったWebサービスとの連携機能も用意し、プロジェクトの進行を管理しやすくしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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