米Googleは、UI SDKであるFlutter用の、TensorFlow Liteプラグインを、8月18日(現地時間)に正式リリースした。
TensorFlow Liteは、デバイス上でTensorFlowモデルをローカルに実行可能な手段であり、モバイル、組み込み、Web、エッジデバイスをサポートする。
今回の、Flutter用TensorFlow Liteプラグインの開発は、TensorFlow Liteにおけるクロスプラットフォームのサポートと、デバイス上でのパフォーマンスの最適化によって実現しており、現在開発中のデスクトップサポートを通じて、TensorFlow Liteモデルをモバイルプラットフォーム全体のFlutterアプリと簡単に統合できるようにすることを目的としている。
現在、開発チームは一般的なオンデバイス機械学習タスクを簡単に実行するためのローコードツールである、MediaPipe Tasks専用プラグインの開発に取り組んでおり、画像分類と物体検出をはじめとして、音声分類、顔のランドマーク検出、ジェスチャ認識といった機能の実現を目指す。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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