ガートナージャパンは、2024年に企業や組織にとって重要なインパクトを持つと予想される10の「戦略的テクノロジのトップ・トレンド」を、11月14日に発表した。
2024年の「戦略的テクノロジのトップ・トレンド」は、「投資の保護」「ビルダーの台頭」「価値のデリバー」の3つのテーマに包括される結果となった。
「ジェネレーティブAIの民主化」では、2026年までに、80%以上の企業がジェネレーティブAIのAPIとモデルを使用し、本番環境でジェネレーティブAI対応のアプリケーションを展開するようになるとみられている。
「インテリジェント・アプリケーション」は、適切に応答するための、学習で得られた適応力を持つアプリケーション。2026年までに、独立系ソフトウェア・ベンダー(ISV)の80%以上が、エンタープライズ・アプリケーションにジェネレーティブAI機能を組み込むことになると予想されている。
「プラットフォーム・エンジニアリング」は、ソフトウェアのデリバリとライフサイクル管理を目的とした、セルフサービス型の企業内開発者プラットフォームの構築と運用に関する取り組み。各プラットフォームは、ツールやプロセスと連動することで迅速で柔軟なサービスの提供を支えられるよう設計される。
「AI拡張型開発」とは、ソフトウェア・エンジニアによるアプリケーションの設計、コーディング、テストを支援するために、AIテクノロジを利用する開発。AI支援型ソフトウェア・エンジニアリングは、開発者の生産性を高める。
「AI TRiSM(AIの信頼性/リスク/セキュリティ・マネジメント)」では、2026年までにAI TRiSMのコントロールを適用する企業で、不正な情報を最大80%排除し、意思決定の精度を高めるようになるとみられている。
その他のトレンドについては、プレスリリースで確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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