Linux Foundation Japanは、Linux Foundation ResearchがOpen Source Security Foundation(OpenSSF)と共同で発表した調査レポート「Maintainer Perspectives on Open Source Software Security」の、日本語版となる「オープンソース ソフトウェアのセキュリティに関するメンテナーの視点」を、5月28日に公開した。
同調査は、オープンソースコミュニティ全体におけるメンテナの実践、課題、期待について調べており、専門家(SME:サブジェクトマターエキスパート)へのインタビューから収集されたデータと、オープンソースサプライチェーンセキュリティの現状に関する2022年の調査から収集されたデータを使用して、メンテナやコアコントリビュータから収集されたデータに重点を置いている。
調査結果によれば、メンテナーとコア コントリビューターの72%が「OSSはセキュアになる」と感じており、OSSコントリビューターの49%が、OSSへの貢献に対する雇用主からの追加報酬を望んでいた。
また、メンテナーとコア コントリビューターの39%がソースコードを手動でレビューしていて、彼らがOSSプロジェクトを維持する理由の第一位は「学ぶことの楽しさ」となった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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