米PagerDutyは、「PagerDuty Operations Cloud」と米Snowflakeのオブザーバビリティ機能「Snowflake Trail」との統合を、6月4日(現地時間)に発表した。
Snowflake Trailは、OpenTelemetryとオープンスタンダードを使って構築されたプラットフォームで、開発者はPagerDutyの包括的なインシデント管理プラットフォームをはじめ、その他のオブザーバビリティプラットフォームやアラートプラットフォームと統合できる。PagerDutyとSnowflakeの連携によって、運用チームはデータのインフラや品質、AI運用に関する問題の特定と対処を迅速化することで、ソフトウェアコストの管理が可能になる。
PagerDuty Operations Cloudは、重大な損害を与えるイベントを自動で検出・診断して、対応メンバーを動員し、組織全体のシステム運用のインフラストラクチャおよびワークフローを自動化する。PagerDuty Operations CloudとSnowflake Trailを統合することで、企業が対処すべき運用効率の改善とダウンタイムの短縮を実現させ、重要な指標に関するステークホルダとのコミュニケーションを、効率的かつリアルタイムに行うことができるようになる。
8月6日には、「PagerDuty on Tour」を東京ミッドタウンホール&カンファレンス(東京都港区)にて開催する。今回が2回目となる同イベントでは、ITシステム運用におけるさまざまな業界での革新的な洞察とベストプラクティスが紹介される。実際にPagerDutyを活用している企業ユーザーが登壇し、テクノロジーリーダーに必要な効率的なIT運用、システム障害時における迅速な回復力構築、ビジネス拡大の成長を実現するためのヒントを紹介する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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