サイバーエージェント、75億パラメータの日本語VLMを公開

　サイバーエージェントは、75億パラメータの日本語VLM（Vision Language Model：大規模視覚言語モデル）を6月13日に公開した。

　今回、公開された日本語VLMのベースモデルは、そのベースモデルの一部がHugging Face Hubにて公開されている。公開されたモデルは、社内の高性能な日本語LLMで合成されたデータセットをメインに学習したもので、商用利用可能なApache 2.0ライセンスにて提供される。

　同モデルをベースとしてチューニングを行うことで、画像を加味した対話AIなどの開発も可能となり、より多くの人々が日本語の視覚言語モデルに関する最先端の研究開発に取り組めるようになる。

　あわせて、公開されたモデルに加えて研究用に開発している高性能なモデルを一部試せるよう、デモを公開している（研究用途のみ）。