SRE Kaigi 2025実行委員会は、2025年1月26日に中野セントラルパーク カンファレンス(東京都中野区)で開催される「SRE Kaigi 2025」のプロポーザルを、9月30日23時59分まで専用の応募フォームにて受け付けている。
「SRE Kaigi 2025」は、SRE(Site Reliability Engineering)に関する知識と経験を共有して、SREコミュニティの発展を目指すカンファレンス。テーマは「More SRE!」で、以下のような意味が込められている。
- SREに関する発表の機会を増やし、より多様な経験や知見を共有する場を提供すること
- SREという取り組みに興味を持つ人を増やし、業界全体でのSREの認知度と実践を促進すること
- 参加者同士の直接的な対話と交流を通じて、新たな信頼性向上の手法や考え方を生み出すこと
- SREの実践を通じて、より信頼性の高い未来のシステムや組織の在り方を探求すること
募集する発表カテゴリは以下の通り。
- Tech:SREを支える具体的な技術や手法
- Practices:SREの実践例と得られた教訓
- Architecture:SREの視点からのシステム設計
- Culture:SRE文化の醸成と組織変革
- Future:SREの未来と新しいトレンド
- Case Studies:実際の導入事例や失敗談
Techには
- 信頼性向上のための革新的な技術的解決策
- モニタリングとオブザーバビリティの最新トレンド
- SREを支える自動化とツーリングの事例
といったトピックが含まれる。
Practicesには
- インシデント管理とポストモーテムの効果的な手法
- SREの組織的な導入と文化の醸成における挑戦と成果
- パフォーマンスエンジニアリングの実践と成果
といったトピックが含まれる。
Architectureには
- 大規模システムの設計と運用におけるSREの役割
- マイクロサービスアーキテクチャとSREの関係性
- クラウドネイティブ環境でのSRE実践
といったトピックが含まれる。
Cultureには
- DevOps、SRE、GitOpsなどの文化とベストプラクティス
- SREsとソフトウェア開発チームの協働事例
- SRE導入による組織文化の変化と効果
といったトピックが含まれる。
Futureには
- AIとSREの融合:自動化と意思決定支援の未来
- 持続可能性とSRE:環境に配慮したシステム運用
- 次世代のSREスキルセット:求められる能力の変化
といったトピックが含まれる。
Case Studiesには
- SRE導入の成功事例と克服した課題
- 失敗から学んだこと:SRE実践における教訓
- 中小企業やスタートアップでのSRE適用例
といったトピックが含まれる。
セッション時間は30分(質疑応答含む)で、現地会場での登壇のみ。「SRE Kaigi 2025」運営スタッフによる一次審査、コミュニティ投票による人気度調査、テーマの多様性、内容の質、聴衆にとっての価値を考慮した最終選考を経て、採択者が決まる。
なお、採択者には参加チケット(懇親会含む)が無料提供される。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です