Mozillaは次期Firefoxの技術者プレビュー版「Firefox 3 Beta 2」をリリースした。
Mozillaは19日、「Firefox 3 Beta 2」をリリースした。MozillaのWebサイトより無償でダウンロードできる。なお、このバージョンは開発者や技術コミュニティを対象としたプレビュー版であり、テストを目的とした使用に限ることが推奨されている。また、すでにインストールされているバージョンが上書きされるので注意が必要だ。
Firefox 3 Beta 2では、Beta 1以降よせられたフィードバックに基づき、安定性やパフォーマンスの向上、メモリ使用率の改善、ユーザーインターフェースの改良など900もの変更が加えられた。
パフォーマンス面では、アーキテクチャを変更することで大幅に速度を上昇、今後のリリースでさらに速くなる見込みだという。また、300を超える個別のメモリリークが発生していたが、新しいXPCOMサイクルコレクタによりこれを完全に排除。こちらも今後のリリースでさらに改善される予定となっている。
ユーザーインターフェース面では、新しいダウンロードマネージャーや、ロケーションバーの自動補完、スマートブックマークフォルダなどが加わり利便性を向上させている。
セキュリティ面では、トップレベルドメインサービスにより、Cookie やその他の制限コンテンツの単一ドメインへの制限や、クロスサイトJSONデータ漏えいからの保護が改善されている。
【関連リンク】
・Mozilla Japan - Firefox 3 Beta 2 リリースノート
・Mozilla Japan - Firefox - ベータ版ダウンロード
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