メシウスは、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを数多く収録した、Webアプリ開発者向けJavaScriptライブラリ「Wijmo 2024J v2」を、11月6日にリリースする。1年定額制のサブスクリプション方式で、1開発ライセンスあたりの税込価格は、初回が165000円、更新が82500円。
Wijmo 2024J v2では、データグリッドコントロールFlexGridの機能強化が行われ、右側の列および下部の行を固定してスクロールした際に、常に表示できるようにした。右側の列と上部の行、左側の列と下部の行といった固定も可能となっている。
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FlexGridの条件フィルタには、Excelのカスタムフィルタと同様に「指定の値で始まらない」および「指定の値で終わらない」の抽出条件を追加し、より高度で複雑なフィルタリングの要件にも柔軟に対応できるようになった。

さらに、チャートコントロールFlexChartの機能強化も行われ、FlexChartの凡例の表示位置が、従来の上下左右に加えて、チャートの4隅(左上、右上、左下、右下)にも設定可能になっている。凡例を4隅に表示する場合は、表示方向を水平または垂直のどちらかに設定することもできる。

あわせて、チャート凡例の逆順(データソースと逆の順番)での表示にも対応し、積み上げチャートではデータの積み上げ順(データソースの順に下から積み上げ)と、凡例の表示順(デフォルトではデータソースの順に上から表示)を揃えられるようになった。
「Wijmo」は、業務アプリケーションに必要とされるデータグリッドやチャート、ゲージ、入力、ナビゲーションといった豊富なUIコントロールを提供するJavaScriptライブラリ。TypeScriptでの開発、AngularやReact、Vue.jsをはじめとする主要フレームワークも幅広くサポートしているため、どのようなWebアプリケーションにも組み込みやすい。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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