ガートナージャパンは、企業でITを利用する、またはIT導入に際し決定権がある、企業に所属する個人を対象に実施した、従業員のITリテラシとセキュリティ教育への取り組みの実態に関する調査の結果を、11月18日に発表した。同調査は、4月に行われている。
調査結果によれば、従業員のデジタルスキル教育を推進している部門は、「IT部門」(65.8%)がもっとも多く、「人事部門」(39.0%)、「DX推進部門」(27.0%)がそれに続いた。2023年に実施された調査との比較では、IT部門が中心なのは変わらないが、今回の調査では人事部門やDX推進部門の割合が増えている。
自社がどれくらい積極的にデジタルスキル教育に取り組んでいるかを尋ねたところ、「非常に積極的」と「どちらかと言えば積極的」を合わせた割合は7割超を占めた。教育に対する自身の満足度を尋ねた質問では、「大変不満」と「やや不満」を合わせた割合が半数近くに達している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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