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エージーテック、米Actianの開発によるデータベース管理システム「Actian Zen v16」の販売を開始

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 エージーテックは、米Actianが開発したデータベース管理システム「Actian Zen v16」の販売を、12月20日に開始した。

 今回、販売が開始されたActian Zen v16は、エッジからクラウドへのシームレスな同期機能を備えており、安全でモジュール化されたスケーラブルなエッジデータソリューションを提供する。また、ユーザーのニーズに応えるべく、ライセンス体系を一新した。

 クラウドからオンプレミスのデータベースへの接続をはじめ、モバイルやIoTデバイスでも利用可能で、エッジからクラウドまでのシームレスなデータ同期を保証し、SQLとNoSQLの両方のデータアクセスをサポートする。また、一般的なプログラミング言語を活用して、開発者が低レイテンシの組み込みアプリケーションを構築できる。

 新たなデータ同期ユーティリティとして、Zenデータベース間における新規作成または更新されたレコードのレプリケーションを自動化するEasySyncコマンドラインユーティリティが導入された。また、暗号化を含むセキュリティ機能や管理および監視を行うためのツールといった多彩な機能の搭載や、エージーテックによる無償でのテクニカルサポートで、高い費用対効果を実現している。さらに、Kubernetesのオーケストレーション、デプロイ用のHelmチャート設定を備えたDockerコンテナで動作し、マルチアクセスのエッジコンピューティングをサポートする。

 なお、Actianの協力によって新たに、「Enterprise Server for Web Applications Edition」と「Cloud Server Core Edition」が日本に導入された。

 「Enterprise Server for Web Applications Edition」は、クライアントPCとデータベース間の中間サーバを含む、顧客組織内のWebサーバまたはアプリケーションサーバを通じて、内部業務目的でServer Editionにアクセスして使用でき、データベースへの同時接続数を上限とした追加オプションのライセンス体系で、Webアプリケーションを使用するユーザー数を正確にカウントできるシステムに適している。

 「Cloud Server Core Edition」は、CPUのコア数を上限としたCoreベースのライセンス体系で、購入するライセンス数はマシンのCoreの数に基づいているので、ユーザー数やデータサイズの制限を気にする必要がなく、ユーザー数を正確にカウントすることが難しい、またはデータベースへの同時接続数を予測不能なWebアプリケーションなどでデータベースを利用する場合に役立つ。

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