WineHQは、Wine 10.0の安定版をリリースしたことを発表した。Wineは、LinuxでWindowsアプリを実行できるツール。
今回のリリースにおける注目の機能として、ARM64ECのサポートの追加がある。ARM64ECのサポートを利用することで、すべてのWineコードをネイティブとして実行でき、アプリケーションの x86-64コードのみにエミュレーションが必要になる。
またグラフィックス面では、高DPIスケーリングのサポートが改善され、非DPI対応ウィンドウは自動でスケーリングされる。
そのほか、前バージョンから6000を超える変更が追加されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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