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ソフトウェア開発における生成AIの導入は5割超に。オーティファイがソフトウェア開発の展望を調査

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 オーティファイは、ソフトウェア開発(Web・モバイルアプリケーション開発、品質保証・テスト、情報システムネットワーク・インフラ)に関わるエンジニア400名を対象に実施した、ソフトウェア開発における2024年の総括と、2025年の展望に関する調査の結果を1月30日に発表した。同調査は、2024年12月27日〜28日の期間に行われている。

 調査対象者に、2024年に注目されたソフトウェア開発のトレンドとして、思い浮かべるキーワードを尋ねたところ(複数回答)、「生成AI」(67.3%)がもっとも多く、「ローコード/ノーコードプラットフォーム」(25.5%)、「サイバーセキュリティ」(23.3%)がそれに続いた。

 2024年に注目されたソフトウェア開発のトレンドとして選んだ項目のうち、2024年に自身が実際に取り入れたものを尋ねた質問(複数回答)では、「生成AI」(51.3%)が最多となり、以下「ローコード/ノーコードプラットフォーム」(16.5%)、「サイバーセキュリティ」(9.8%)が続いている。

 自身の所属する組織や、開発コミュニティ内で特に話題になっていた、ソフトウェア開発に関するトピックを自由に答えてもらったところ、「生成AIを利用したアジャイルプログラミング」「ローコードでのコーティングのデバッグ」といった回答が寄せられた。

 ソフトウェア開発において、重要視している指標としては(複数回答)、「開発速度/リードタイム」(44.0%)、「コード品質」(41.3%)、「バグ検出率」(25.0%)が上位を占めている。

 2024年にソフトウェア開発において利用したAIツールを尋ねたところ(複数回答)、「GitHub Copilot」(18.0%)がもっとも多く、「OpenAI Codex」(12.3%)がそれに続いた。

 エンジニアとして働き続ける上で、重要だと思う要素を尋ねた質問(複数回答)では、「最新技術に触れる機会」(42.3%)が最多となり、以下「ワークライフバランス」(39.5%)、「スキルアップのサポート(学習時間の確保・資格取得など)」(37.3%)が続いている。

 2025年におけるソフトウェア開発関連で、トレンドになると注目している技術や取り組みを自由に答えてもらったところ、「ゼロトラストセキュリティ」「コード生成の自動化」といった回答が寄せられた。

 2025年に、取り入れたいと考えているソフトウェア開発関連の技術や取り組みを自由に答えてもらったところ、「既存アプリケーションへのAIの組み込み」「プロンプトエンジニアリング」といった回答が寄せられている。

 2025年には、AIによって開発環境がどのように変化すると思うかを自由に答えてもらったところ、「アルゴリズムのある要素の開発自動化」「経費削減と人材不足の解消」といった回答が寄せられた。

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