Canonicalは、Kubernetes 1.32から始まる12年間の長期セキュリティ保守およびサポート契約を発表した。
Kubernetesでは、迅速な移行を希望する組織向けに4か月ごとに新しいアップストリームリリースが提供され、長期的なサポート環境を必要とする組織向けに12年間の契約が提供される。そのため、導入企業は各社の任意のペースで更新できる。
Canonicalのマーク・シャトルワース氏は「広範なオープンソースアプリケーションをカバーするUbuntu Proと組み合わせることで、オープンソーススタック全体を、FedRAMPのような指標に沿った、高い信頼性とシンプルなコンプライアンスで運用できるようになった。これにより、企業はインフラストラクチャではなくアプリケーションとイノベーションに集中できる」と説明している。
Canonicalは、Kubernetes 1.32 LTSから2年ごとにLTSパッケージをリリースする。Ubuntu Proのサブスクリプションを使用すると、これらのLTSリリースで最低でも12年間のCVEセキュリティ修正が適用される。その後も、Canonicalは顧客のニーズに基づいて、Kubernetesの通信やインフラストラクチャに対するリリースのサポートとパッチ適用を継続する予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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