【Webブラウザでストリーミング動画配信:後編】Adaptive Bit Rate(ABR)を用いて自動で画質を切り替えよう
今日からできる! 動画配信基盤システム構築 第5回

インターネットを利用した動画配信は、ブロードバンドの普及とともに急速に発展し、今や多くの人々がたくさんの動画コンテンツを視聴しています。各関連技術は発展と収束を繰り返し、昔は難解だった動画配信技術もデファクトスタンダードが確立されつつあります。本連載ではインターネットを利用したストリーミング動画配信技術についてわかりやすく紹介し、誰でも、簡単に、動画配信ができることを伝えていこうと思っています。第4回となる本記事では、回線品質がまちまちな、いわゆる「ベストエフォート」なインターネット環境にて、安定した映像視聴体験を提供するために重要な技術であるAdaptive Bit Rate、通称ABRについて解説します。
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矢野 完人(合同会社DMM.com)(ヤノ マサヒト)
2016年にDMM.comへ新卒入社。CTO室に配属され、新規事業立案や動的画像リサイズエンジンのR&D等に従事。2017年に動画サービスを司る部署(現:動画配信開発部)に異動し、配信基盤グループにて設計・開発・運用・マネジメントなどさまざまな業務を行う。現在はメディア基盤開発部 部長とし...
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