IPAはWebサイトアクセス時に表示されることのあるセキュリティ対策ソフトについて注意を呼びかけている。
IPAは7日、「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[12月分および2007年年間]について」を発表した。
この中でIPAは、「毎月、セキュリティ対策ソフトの押し売りのような行為に関する相談が相当数寄せられている」と報告、インターネットを利用している最中に「あなたのパソコンからウイルスが発見されました」等のメッセージが表示され、そのままウイルス対策ソフトのインストールをすすめる「ウイルス対策ソフトの押し売り」が行われているという。
こういった手法は以前から存在していたが、表示されるメッセージが英語だっため被害は少なかった。しかし最近では日本語によるメッセージや製品名にも「VirusuWadame」(ウイルスはダメ)、「KyoiKanshi」(脅威監視)、「KansenNashi」(感染なし)などのローマ字が使われるようになり、思わずインストールしてしまう人が増えているという。
IPAでは、信頼できない「ウイルススキャンボタン」をクリックしないとともに、クリックしてしまってもクレジットカード情報を送信しない、お金を絶対に払わないといった対応方法を解説している。
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