JavaScript実行環境Node.jsの最新版バージョン「Node.js 24」が、5月6日に公開された。
Node.js 24には、V8 JavaScriptエンジンのv13.6へのアップグレードや、npmのv11へのアップグレードなど、いくつかの重要な更新が含まれている。
AsyncLocalStorage APIはデフォルトでAsyncContextFrameを使用するようになり、非同期コンテキスト・トラッキングのより効率的な実装を提供。この変更により、パフォーマンスが向上し、APIが高度なユースケースに対してより堅牢になった。
また、Node.js 24以降、MSVC(Microsoft Visual C++)のサポートが廃止され、WindowsでNode.jsをコンパイルするにはClangCLが必須になった。
その他の変更点の詳細はブログポストから確認できる。
Node.js 24は10月に長期サポート(LTS)に入るが、それまでの6か月間はCurrentリリースとなる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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