Googleは、年次イベント「Google I/O 2025」にて、Androidアプリ開発者向けにAndroid Studioの新機能を発表した。
Googleは、Google I/O 2025のセッション「What's new in Android development tools」（Android開発ツールの新機能）にて、Android Studioの新しい機能が紹介された。
Android Studioでは最新の「Gemini 2.5 Pro」モデルが導入され、AIを活用した開発体験をサポートしている。
例えば、新機能「Journeys for Android Studio」を使うと、テストしたいユーザージャーニーを自然言語で記述するだけで、Geminiが自動的にテストを作成・実行。ローカルデバイスまたは仮想デバイス上で実行し、検証することが可能。これにより、手動テストの負担が軽減される。
また、App Quality InsightsのパネルにもAI機能が追加された。Geminiがクラッシュレポートを分析し、場合によってはソースコードの修正も提案する。提案を受け入れる場合は数回クリックするだけで変更をプッシュできる。これにより、クラッシュの根本原因を特定し、より迅速に修正できるようになった。
さらに、最新のAI機能をいちはやく試したいという開発者の声に応え、Android Studioの安定版チャンネル内にある「Studio Labs」メニューから、最新のAI実験的機能を有効化できるようになった。
他にも、Compose Previewの操作性の改善などさまざまなアップデートが追加されている。
Android Studio Cloud が試験運用版のパブリックプレビューとして提供開始されているほか、近日公開予定の実験的機能も紹介されている。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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