経済産業省は、学生・社会人などを対象に、デジタル推進人材育成プログラム「マナビDXQuest」の令和7年度受講生を募集している。応募締切は、7月中旬または8月上旬を予定している(定員に達し次第、早期に応募を締め切る可能性あり)。
マナビDXQuestは、企業データに基づく実践的なケーススタディ教育プログラム(ケーススタディ教育プログラム)と、地域の中小企業との協働によるデジタル技術を活用した協働プログラム(地域企業協働プログラム)で構成される。
ケーススタディ教育プログラムは8月の開始予定で、講師による座学ではなく参加者が情報交換して学び合い・教え合いつつ、与えられた課題を解決していくPBL (Project-based Learning:プロジェクト型学習)を中心に据えたプログラム。約3か月間のPBLを通じて、AIによる需要予測やデータ分析による収益改善といった、実際の企業課題をテーマにした複数のケーススタディ教材から選んで、ビジネス課題からデジタル課題までDXを推進して組織を変革する、一連のプロセスを一貫して学べる。すべてのプログラムはオンラインで提供され、それぞれの課題には原則個人で取り組む必要があるため、自身の都合のよい時間で受講できる。
地域企業協働プログラムは、秋以降の開始を予定しており、募集は夏以降に行われる。同プログラムでは、約2か月〜3か月をかけて地域の中小企業の課題にチームで取り組み、中小企業の経営者・担当者との協働を通じて、ケーススタディ教育プログラムで学んだスキルを使用し、実際に現場でDXを推進する際の難しさやポイントを学べる。なお、参加にあたっては、ケーススタディ教育プログラムの修了が必要となる。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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