GitHubは6月4日、GitHub Models上でDeepSeek製の推論型AIモデル「DeepSeek-R1」の最新版となる「DeepSeek-R1-0528」が利用できるようになったことを発表した。新バージョンは推論やパフォーマンスが向上し、開発者は無料で利用できる。
DeepSeek-R1-0528は、従来バージョンから推論、推論処理、パフォーマンスの向上およびアルゴリズムの最適化と計算効率の向上により、性能が改善されている。
本モデルは、GitHub上のPlaygroundやAPIを通じて無償で利用でき、またリポジトリのModelsタブからも実装・比較が可能である。公式ドキュメントには利用方法や実装情報が掲載されており、開発者コミュニティでの議論への参加やフィードバックの共有、他の開発者との交流が呼びかけられている。
今回のリリースは、GitHub Modelsのモデルラインナップ充実を図り、開発者が自らのプロジェクトに機械学習技術を取り入れるハードルを下げることを目的としている。GitHub Modelsは今後も機能強化やモデルの追加を進め、開発者の多様なニーズに対応していく予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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