虎の穴ラボは2025年7月1日、Cognition AIが開発した自律型AIソフトウェアエンジニア「Devin」を自社開発現場に導入したと発表した。虎の穴ラボは「とらのあな通販」や「ファンティア」といった関連サービスのシステム開発を専門に手掛けている。
「Devin」はAIエージェントとして、コーディングやデバッグ、プロジェクト全体の計画立案など開発プロセスにおける多様なタスクをこなす能力を持ち、開発の効率化に貢献する。虎の穴ラボでは、本年4月より「Devin」の導入を決定、試験運用を開始した。
今回の導入背景には、開発スピードや効率化に対するニーズの高まりや、DX化による技術革新への迅速な対応、クリエイターやユーザーからの多様なリクエストに応える必要性がある。AIによる作業効率化により、工数削減と開発サイクルの短縮、生産性向上を実現できる。
また、既存業務の最適化だけでなく、AIの活用によりエンジニアがより戦略的な業務や新機能・新サービスの検討・開発といった、戦略的かつ付加価値の高い業務への取り組みが可能となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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