JavaScript/TypeScriptランタイムの「Deno」の最新バージョン、Deno 2.4がリリースされた。
Deno 2.4では、単一ファイルのJavaScriptまたはTypeScriptバンドルを作成するためのdeno bundleサブコマンドが復活した。サーバサイドとブラウザの両方のプラットフォームをサポートし、npmとJSRの依存関係に対応、esbuildによる自動ツリーシェイクと最小化機能が含まれている。
非推奨になっていたdeno bundleだが、内部でesbuildを使用するようになったため再び利用可能になった。将来的にプログラムによるバンドルを可能にするランタイムAPIの開発に取り組んでいるという。
また、バイトとテキストのインポート機能が加わったことで、JSONやWasmのファイルをネイティブにインポートすることが可能になった。
Deno 2.4には依存関係を最新バージョンに更新できる新しいサブコマンドdeno updateなど、さまざまな新機能が追加されている。そのほかDeno 2.4 にマージされたプルリクエストの全リストは、GitHubから確認できる。
Deno 2.4にアップデートするには、ターミナルでコマンドdeno upgradeを実行する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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