ファインディは2025年7月4日、生成AIを実務で活用できるITエンジニアと、生成AI活用を推進したい企業のマッチングに特化した新サービス「Findy AI Career」α版の提供開始を発表した。本サービスはエージェントモデルを採用し、クライアント企業を対象に限定リリースされている。
昨今、DevinやClaude Code、GitHub Copilotなど生成AIツールがプロダクト開発現場へ急速に普及している。自社調査では、ITエンジニアの88%が1つ以上の生成AIツールを業務で利用しており、66.9%がAIをきっかけに転職活動やキャリア見直しを検討していると報告された。また、81.2%が「AI活用に積極的な企業」への転職を希望している。
一方、企業側でもAI活用人材の採用意欲が高いものの、高度なスキルを持つ人材確保には課題がある。本サービスでは、生成AI活用度の高い企業を可視化し、掲載基準を設けたうえでマッチングを行う。転職を希望するITエンジニアや、AI人材採用を目指す企業の双方に適したサービス設計となっている。
今後は「生成AI×プロダクト開発」に特化した転職サイトとして、対象人材も拡大予定であり、2025年10月にはβ版の公開を予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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