アシュアードは、同社の運営する脆弱性管理クラウド「yamory(ヤモリー)」において、大規模組織向けの新機能「組織横断管理機能」を7月30日にリリースした。
「組織横断管理機能」は、グループ会社間でセキュリティ運用と管理を柔軟に分けたいという顧客ニーズに応えて提供される新機能で、親会社が子会社の契約状況やアセット運用を参照しつつ、子会社による独立した脆弱性管理運用を可能にすべく、管理組織と標準組織という階層的な関係を構築する。

同機能では、契約・脆弱性情報・ソフトウェア情報を一元管理し、組織横断での情報共有と可視化を実現する統合管理機能を用意するほか、シングルサインオン(SSO)による効率的なアクセスを実現するとともに、IP制限による高度なアクセス制御や、監査ログによるガバナンス強化にも対応している。
「組織横断管理機能」によって、大規模組織における複雑な運用課題を解決し、セキュリティ管理の効率化とガバナンス強化を支援する。
「yamory」は、ITシステムの脆弱性を自動で検知して管理・対策できるクラウドサービスであり、クラウドからオンプレまでの脆弱性管理と、ソフトウェアのSBOM対応をオールインワンで実現している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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