Googleは、同社が開発するAI動画生成モデル「Veo 3」と「Veo 3 Fast」を、生成AIの統合開発プラットフォーム「Vertex AI」にて一般提供開始した。
「Veo 3」は、6月にプレビュー版がリリースされたAI動画生成モデル。Veo 3は映像と音声をワンステップで生成でき、高解像度(1080p)で出力が可能。ネイティブダイアログ生成機能を備えており、一度生成したビデオは複数言語にローカライズできる。
今回、このVeo 3がVertex AIのユーザーに一般提供開始されたほか、さらに高速化された新モデル「Veo 3 Fast」が同時にリリースされた。
Veo 3 Fastは、処理時間の高速化と高品質なビジュアル出力のバランスが最適化されている。そのため、トレンドに合わせて広告のバリエーションを迅速に生成・テストしたり、製品のデモ映像を効率的に生成したりするのに役立つ。
また、8月には静止画を動画に変換する機能もパブリックプレビューとして提供される予定。この機能により、ソースとなる画像と、作成したい動画を説明するテキストプロンプトのみで動画生成が可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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