Final Aimは、生成AIを活用したデザイン制作や製品開発において、入力プロンプトや画像、AIのモデル、追加学習などの条件を含む生成履歴を構造的に記録・可視化する技術で特許を出願した。
同社では、生成AIによる新たなデザイン開発や知的財産権の管理に対応したプラットフォーム「Final Design」を展開している。
近年、生成AIによる画像生成が普及する中で、知的財産権の帰属やユーザーの創作的寄与を客観的に示す手段が求められてきた。同社はこの課題に対し、生成物の生成過程そのものを履歴として取得・記録・表示する情報処理技術を開発。
今回特許を取得した入力情報、条件情報、生成物情報、履歴情報の構造的、かつ一元的な管理によって、生成AIで生成した画像や製品ビジュアルの創作性・真正性の証明、生成履歴の記録とガバナンス確保への活用が想定される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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