Googleは3月18日、Chrome 142以降において動画再生を行うウェブアプリ向けの自動ピクチャーインピクチャー(PIP)機能の強化を発表した。
今回のアップデートにより、メディアセッションアクションハンドラが登録されていないWebサイトでも、動画や音声メディアが再生中に他のタブへ切り替えた際、自動でPIPウィンドウが開くようになった。
この自動PIP機能は、chrome://flags/#browser-initiated-automatic-picture-in-picture を有効にし、Chromeを再起動することで利用可能となる。主に、動画が前面に常に表示され、タブの切り替え時もメディア視聴を継続できることが特長だ。
発動には、メディアがトップフレームで再生されていることや、過去2秒以内に音声が出力されていること、ユーザーがサイトを頻繁に利用していることなどの厳格な条件がある。また、ユーザー初回利用時には権限ダイアログが表示され、サイト設定から管理できる。
開発者は、MediaSession APIのenterpictureinpictureアクションハンドラを実装することで、この自動切り替えを制御・無効化できる。より高度な体験を提供するためには、setPositionStateやseektoなどのハンドラ実装が推奨されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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