ヤフーは27日、かなやローマ字の混じった文章を文節ごとに区切り、漢字変換候補を提示するWeb APIを公開した。
ヤフーは27日、かなやローマ字の混じった文章を文節ごとに区切り、漢字変換候補を提示するWeb API「かな漢字変換Webサービス」を公開した。1日あたり5万アクセスまでなら無償で使用できる。利用にあたってはアプリケーションIDの登録が必要になる。
このWebサービスは、REST形式で変換したい文章を送ると、各文節ごとの変換候補をXML形式で返すというもの。変換はVJE(VACS Japanese Entry)と同じ方式で行われている。
Yahoo!デベロッパーネットワークでは、サンプルURLとして「きょうはよいてんきです。」という文章が提示されている。このサンプルURLを送信すると「きょうは」「よい」「てんきです。」の3つに文節が区切られ、それぞれ漢字変換候補が示される。
ヤフーでは日本語処理に関するWebサービスとして「日本語形態素解析Webサービス」「校正支援Webサービス」を提供しており、今回の「かな漢字変換Webサービス」は、これらに続くリリースとなっている。
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