米Coverityは4日、新たにC#をサポートするソースコードの静的解析ソリューション「Coverity Prevent for C#」を発表した。7月から出荷を開始する。
米Coverityは4日、新たにC#をサポートするソースコードの静的解析ソリューション「Coverity Prevent for C#」を発表した。7月から出荷を開始する。
Coverity Preventは、ソースコードのコンパイル時にソフトウェアの欠陥を指摘するソフトウェア。ソースコード内で考えられる全てのパスを解析し、システム障害、メモリ破壊、セキュリティの脆弱性、パフォーマンス低下、といったソフトウェアの重要な欠陥をテスト以前に検出し、修正コストの軽減や、品質の向上に効果を発揮する。また、既存のビルドプロセスと簡単に統合できるようになっており、コード変更やハードウェアの追加などは不要。
今回のCoverity Prevent for C#では、対応言語を単に拡張しただけでなく、Micorsoft .NET Frameworkに解析エンジンを再設計・最適化したとしている。
価格はプロジェクトの大きさにより異なり、試用版を同社のWebサイトから申し込むことができる(6月4日現在、C/C++、Java向けのみ)。
【関連リンク】
・Coverity Incorporated(日本語ページ)
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斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
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