Amazonは25日、同社のWebアプリケーション向けデータベース「Amazon SimpleDB」をアップデートした。今回のアップデートでは「QueryWithAttributes」という機能を追加。1回のAPIリクエストで、DB内に保存されているアイテムに関するすべての情報を検索することができる。
Amazonは25日、同社のWebアプリケーション向けデータベース「Amazon SimpleDB」をアップデートした。今回のアップデートでは「QueryWithAttributes」という機能を追加。1回のAPIリクエストで、DB内に保存されているアイテムに関するすべての情報を検索できるようになった。
SimpleDBは、Amazonが提供するWebプラットフォーム「Amazon Elastic Compute Cloud」(EC2)から利用できるデータベース。現在は限定ベータ版として公開されている。APIセットを使ったリアルタイムのクエリが可能で、通常のデータベースと違いデータフォーマットやスキーマなどといった事前設定をする必要がない。
今回新たに追加された新機能「QueryWithAttributes」は、クエリーに対して各アイテムと属性をセットで返す。これにより、アイテムに関する情報が欲しいとき、今までのように何度もGetAttributesリクエストを発行する必要がなくなり、1回のAPIリクエストで済むようになった。なお、1回のAPIリクエストで検索できるアイテム数は1~250までとなっている(デフォルトでは100)。
Amazonでは、QueryWithAttributesを含むSimpleDBの詳細を記したDeveloper Guideも公開しており、サンプルレスポンスも掲載されている。
【関連リンク】
・Amazon SimpleDB Releases QueryWithAttributes:Amazon Web Srevices Blog
・Amazon SimpleDB Devaloper Guide
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