Mozillaは8日、Firefoxの次期バージョン3.1のベータ2版をリリースした。FirefoxのWebページよりダウンロードできる。
Mozillaは8日、Firefoxの次期バージョン3.1のベータ2版をリリースした。FirefoxのWebページよりダウンロードできる。54か国語にローカライズされ、日本語にも対応している。
今回のバージョンでは、新たに「プライベートブラウジング」モードを搭載した。これはセッション中の表示ページ履歴、検索履歴、ダウンロード履歴、Webフォーム履歴、Cookie、一時ファイルを一切保存しないモード。ボタン1つで最近の履歴を消去して起動することも可能となった。
3.1から正式採用される新JavaScriptエンジン「TraceMonkey」もデフォルトで動作するようになっているほか、HTMLエンジンであるGeckoもバージョンアップし1.9.1b2が搭載された。また、位置情報を特定するGeolocation APIやvideoタグやaudioタグ、CSS 2.1などWeb標準へのサポートも拡充した。[Ctrl + Tab]によるタブの移動は、ユーザーからのフィードバックを受け、現行のFirefox 3.0.xで使われているUIに戻されている。
なお、今回のリリースはあくまで開発者テストとコミュニティへのフィードバックを目的としておりいくつかのバグを含むため、Mozillaではリリースノートと既知の問題を十分読んだ上でのインストールを推奨している。
【関連リンク】
・Firefox 3.1 Beta 2ダウンロードページ
・Firefox 3.1 Beta 2 Release Notes
・Firefox 3.1 Beta 2 now available for download
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