Samba開発グループ「The Samba Team」は1月27日、メジャーバージョンアップとなるSamba 3.3.0の正式リリースをアナウンスした。バージョン3.3系列で最初の安定(stable)リリースとなる。
Samba開発グループ「The Samba Team」は1月27日、メジャーバージョンアップとなる「Samba 3.3.0」の正式リリースをアナウンスした。バージョン3.3系列で最初の安定(stable)リリースとなる。
Sambaは、Windowsネットワークのファイル/プリント・サーバーとしてLinuxを利用するためのオープンソースのサーバー・ソフトウェア。GLPv3でライセンスされる。大きな変更点として、passdb tdbsamのバージョンが上がっている。アップデートされたpassdb.tdbファイルは以前のSambaと互換性がないため、TBDデータベースを認証モジュールに使用している(passdb backend = tdbsam)場合は、アップデート前にアーカイブコマンドを実行するようアナウンスされている。そのほかリリースノートによると、LDAPでSSL/TSL暗号化オプションがデフォルトなどの変更がある。
なお、既存バージョンのセキュリティメンテナンスとして「Samba 3.0.24」が1月20日に、次期アルファテストバージョン「Samba 4 alpha6」が1月21日にリリースされている。また、「Samba 3.2.8」のリリースも2月に計画されている。
【関連リンク】
・Samba 3.3.0 Available for Download
・Samba - Release Notes Archive
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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