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CurlデベロッパーセンターPick Up(AD)

Spring FrameworkとCurl ORBを用いたアプリケーション開発
デモ・アプリケーションの開発

第2回

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CurlからJavaのサービスを呼ぶ

 curl/project.cprjをダブルクリックし、Curl IDEでプロジェクトを開きます。

 メニューから、プロジェクト→プロジェクトの追加を選択し、curl/DEMO/load.scurlを選択すると、DEMOパッケージがロードされます。

 テスト用のCurlファイルを作成するため、Curl IDEのメニューからファイル→新規を選択します。

 ファイル名にtest.curlを選択し、OKボタンを押下します。そして、以下のようにサービス呼び出しのコードを追加します。

{curl 6.0 applet}
{curl-file-attributes character-encoding = "shift-jis"}
{applet manifest = "manifest.mcurl",
    {compiler-directives careful? = true}
}

{import * from DEMO}

{do
    || データクラスProduct作成
    def p1 = {Product}
    set p1.id = "0001"
    set p1.name = "abc"
    set p1.price = 5000

    || データクラスProduct作成
    def p2 = {Product}
    set p2.id = "0002"
    set p2.name = "xyz"
    set p2.price = 3000
    
    || サービスクラスのインスタンス生成
    def service = {ProductService}
    {service.regiseter-product p1} || registerProductメソッド呼び出し
    {service.regiseter-product p2} || registerProductメソッド呼び出し
    
    {if-non-null products = {service.get-products} then || getProductsメソッド呼び出し
        {for p in products do
            || コンソールにサーバから取得したProductを出力
            {dump p.id, p.name, p.price}
        }
    }
}

 これで、test.curlをダブルクリックし実行すると、上記コードが実行され、Curlコンソールにサーバに保存されているProductがすべて出力されます。

 このようにCurl ORBを使えば、CurlとJavaの通信を容易に実現することが可能です。後は、サーバから取得したデータを画面の各項目にセットしたり、画面の各項目の値をサーバに送信したりすることで、リッチクライアントな画面を開発することができます。

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この記事の著者

岡田 一志(オカダ ヒトシ)

大企業向けSI開発、IT基盤設計/構築やiDC設立プロジェクトの企画/開発/運用など幅広く活躍し、2006年にCurlに参画する。米Curl社(マサチューセッツ)にてCurl Core RTEの設計・開発に従事した後、現在は株式会社カールにて、Innovation Centerのオペレーションおよび...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/3843 2009/05/19 14:00

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