株式会社カール(以下カール)はCurl標準APIの拡張ライブラリを、オープンソースとして5月12日より提供開始する。
今回提供する拡張ライブラリには、ユーティリティ機能をはじめとして、コレクション操作、ロギング、キャッシング、入出力などの、エンタープライズRIA向けのCurlアプリケーションの開発生産性を向上させるコンポーネントが多数含まれている。
カールは、企業向けRIAプラットフォームの拡大と日本でのオープンソース戦略として、2008年9月に3Dアプリケーション(Curl 3D Gallery)を発表し、その後もさまざまなプロジェクトを設立してきた。同月にはUIデザインコンポーネント(Advanced UI)がリリース、10月にはサーバ連携ツール(Curl ORB for Java)がリリースされ、拡張ライブラリはこれらに続く第4弾のオープンソースとなる。
拡張ライブラリは、多数の開発実績から汎用性と柔軟性の高いコンポーネントをオープンソースとして公開しており、同社は今後もユーザーからのニーズをもとに、さらなるコンポーネントの品質向上を目指すという。
【関連リンク】
・Curl Developer Center:Curl言語技術者向けサイト
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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