Mozilla Foundationは16日(現地時間)、オープンソースのWebブラウザ「Firefox 3.5.1」をリリースした。先日リリースされたFirefox 3.5のメンテナンスリリースで、重要度が「最高」のセキュリティ脆弱性に対応している。
対応された脆弱性は「ネイティブ関数からの深い戻り値によるJIT状態の破損」で、新たに導入されたJavaScriptエンジン「TraceMonkey」のJIT(Just-in-time)コンパイラのバグに起因するもの。なお、この脆弱性に加えて、起動に時間がかかる場合があるなどの問題も修正されている。
【関連リンク】
・Mozilla Japan - Firefox 3.5.1 リリースノート
・Firefox 3.5 セキュリティアドバイザリ
・Critical JavaScript vulnerability in Firefox 3.5 at Mozilla Security Blog
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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