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難解クエリー言語「MDX」に挑戦

多次元データベースクエリー言語「MDX」入門
~MDX構文の記述方法(2)

第2回

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 MDXは難解で、習得が困難なクエリー言語であると言われています。この連載では、MDXを可能な限り短期間で実践で使えるレベルまで習得できるよう、使用例とともに入門編として解説します。今回はMDXの基本的な構文の記述方法を解説します。

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はじめに

 MDXは難解で、習得が困難なクエリー言語であると言われています。この連載では、全7回をとおして、難解と言われているMDXを可能な限り短期間で実践で使えるレベルまで習得できるよう、基本的な考え方やよく使う関数などに範囲を限定し、使用例とともに入門編として解説しています。

 なお、本記事はマイクロソフト社製SQL Server 2005および2008のAnalysis Servicesを前提として解説しています。MDXにはいわゆる「方言」が多く、記述内容が他の多次元データベース製品に必ずしも適合しない可能性があることをあらかじめご了承ください。

 第2回目となる今回は、基本的な構文の記述方法について説明します。

対象読者

  • Microsoft SQL Server Analysis Servicesの基礎知識があり、これからMDXを覚えようという方

これまでの連載

必要な環境

  • Microsoft SQL Server 2005 Analysis ServicesまたはMicrosoft SQL Server 2008 Analysis Services

MDXの基本構文

 前回はMDX記述の基礎となるディメンション、メジャー、メンバー、タプル、セットなどの概念の解説と、MDX内での指定の仕方を解説しました。今回は、MDXの基本的な構文を解説します。

次のページ
1)SELECT文の基本構文

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この記事の著者

大家 正巳(オオヤ マサミ)

株式会社ヴィバーク代表取締役。 システムアナリスト。 この度、当社では SQL Server Analysis Services に接続し、MDXの発行が可能な BIシステム構築ツール「CubeWalker」を開発しました。2009年10月より発売致します。 高速かつ安価なBIシステム作りに、是非お...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/4335 2009/09/16 14:00

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