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Adobe Developer Connection(AD)

Zend StudioとFlex Builderを用いた
PHP + Flexでの統合開発

Flexとサーバサイド言語を緊密に連携

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ソフトウェアのインストール

 まだFlex BuilderまたはZend Studio for Eclipseをインストールしていない場合は、体験版を無償でダウンロードできます。Zend Studio for Eclipseをダウンロードするには、まずZendのサイトにアクセスします。

 Webページが表示されたら、図1に示す、Zend Studio for Eclipseの「Try」リンクをクリックします。次のページでは「Studio for Eclipse」を選択した後、ドロップダウンボックスのメニューからご利用中のオペレーティングシステムを選択します(図2参照)。最後に「Download」をクリックします。

図1.「Zend Studio for Eclipse」を選択
図1.「Zend Studio for Eclipse」を選択
図2.「Studio for Eclipse」を選択してからオペレーティングシステムを指定
図2.「Studio for Eclipse」を選択してからオペレーティングシステムを指定

 「Download」をクリックすると、Zendのユーザ登録フォームが表示されます。既にZendのアカウントを所有している場合は、アカウント情報を入力してから「Log In」をクリックします。これでダウンロードが自動的に開始されるはずです。Zendのアカウントを所有していない場合は、アカウントを作成してから上記の手順に戻ります。

 ダウンロードが完了したら、インストーラを実行します。この記事ではデフォルトのインストール設定を使用することにします。デフォルトのインストールを完了させるには、Zend Studioのライセンス使用許諾に同意し、インストーラの次の手順に進みます。インストール処理が実際に開始される前に、インストール詳細のサマリーが表示されます。図3に示すのは、Windows版でデフォルトの完全なインストールを行う際のサマリーです。

図3. デフォルトインストール時のインストール直前サマリー情報
図3. デフォルトインストール時のインストール直前サマリー情報

 サマリー画面の「Install」ボタンをクリックします。これでインストール処理が開始されます。Zend Studioのインストールが完了したら、次に、EclipseプラグインバージョンのFlex Builder 3.0.2をダウンロードする必要があります。Flex Builder Plug-in 3.0はZend Studioとあわせてインストールできないので、間違わずにバージョン3.0.2を入手するようにしてください(Flex Builderのインストール手順解説記事はコチラ)。

 既にAdobe IDをお持ちの場合は、そのIDとパスワードを使用してログインします。Adobe IDをお持ちではない場合は、IDを作成してからサインインページに戻ります。ログイン後に表示されるページでは、使用しているプラットフォームと言語を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。これでダウンロードが自動的に開始されるはずです。

 ダウンロードが完了したらFlex Builder Eclipse Plug-inのインストーラをダブルクリックし、インストールウィザードを起動します。この記事では、ここでもデフォルトのインストール設定を使用することにします。デフォルトのインストールを行うには、Flex Builderのライセンス使用許諾に同意し、インストーラの次の手順に進みます。既存のEclipseインストレーションの指定を求める手順まで進んだら、Zend Studioがインストールされたフォルダを選択します。Windowsのデフォルトインストレーションの場合、このパスはC:\Program Files\Zend\Zend Studio for Eclipse ― 6.1.0になります。インストール処理が実際に開始される前に、インストール詳細のサマリーが表示されます。図4に示すのは、Windows版でデフォルトインストールを行う際のサマリーです。

図4. Flex Builder Plug-inインストール直前のサマリー情報
図4. Flex Builder Plug-inインストール直前のサマリー情報

 「インストール」ボタンをクリックしてインストール処理を続行します。しばらくすると「Product Extension not established automatically」というタイトルの付いたエラーウィンドウが表示されます。このエラーを図5に示します。

図5. Flex Builder Plug-inのインストール時に発生するエラー
図5. Flex Builder Plug-inのインストール時に発生するエラー

 このエラーは後に手動でエクステンションを設定することで解決します。ここでは「OK」をクリックします。これでインストール処理が完了します。「終了」をクリックしてインストーラを閉じた後、Zend Studioを起動します。

 Zend Studioが起動したら、図6にならってメインツールバーの「Help」メニューからSoftware Updates/Manage Configuration...を選択します。

図6.「Manage Configuration...」を選択してFlex Builder Plug-inの設定を変更
図6.「Manage Configuration...」を選択してFlex Builder Plug-inの設定を変更

 表示されたダイアログボックスでは、図7にならって画面右側の「Add an Extension Location」を選択します。

図7.「Add an Extension Location」を選択
図7.「Add an Extension Location」を選択

 追加するエクステンションの位置を指定するよう、Zend Studio for Eclipseが求めてきます。Flex Builder 3.0.2 Eclipse Pluginをインストールしたフォルダを選択します。デフォルトのWindowsインストールの場合、このフォルダはC:\Program Files\Adobe\Flex Builder 3 Plug-in\eclipse、OS Xの場合は/Applications/Adobe Flex Builder 3 Plug-in/eclipseにそれぞれなります。図8に、この項目が選択された状態を示します。

図8.Flex Builder Plugin 3.0.2をインストールしたフォルダの選択
図8.Flex Builder Plugin 3.0.2をインストールしたフォルダの選択

 Flex Builder Plug-in 3.0.2のインストールフォルダを選択した後、「OK」をクリックします。Zend Studioを再起動するよう促されます。「はい」を選択し、アプリケーションが終了・再起動するのを待ちます。これでZend Studio内でFlex Builderのすべての機能にアクセスできるようになりました。

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この記事の著者

Richard Bates(Richard Bates)

Richard Batesは米国ジョージア州Athens在住のWebアプリケーションデベロッパー兼コンサルタントです。過去8年間、Richardは幅広くの業界に対してサービスを提供しており、顧客には電気通信事業者やヘルスケアプロバイダからホビイストおよび不動産業に至るまで、多岐にわたる業種の方々が含...

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