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Curl統合開発環境「CDE」 ~開発入門編~(AD)

Curl統合開発環境「CDE」 ~開発入門編~
インストール方法と最新バージョンの機能を紹介

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インストール前の注意点

 まず、CDEのインストールから始めましょう。

 以前のバージョンのCurl Eclipseプラグインがインストールされている場合は、先にアンインストールしてください。インストールエラーの原因になる場合があります。

インストール前準備

 CDEのインストールは、Eclipse 3.3以前に使用されていたClassic Update Managerを使って行う必要があります。直接このアップデートマネージャを呼び出せるようにするために、まずは設定でClassic Updateを有効にしましょう。

  1. [Window]-[Preferences]-[General]-[Capabilities]を選択
  2. [Classic Update]にチェック後、[OK]ボタンを押下
※注

 設定項目内にCapabilitiesがない場合があります。これはEclipse SDKがインストールされていないことが原因です。この場合は、以下のどちらかの手順を踏んでください。

  • A. アップデートマネージャからEclipse SDKをインストール
  •  (Eclipse SDKは、アップデートサイトThe Eclipse Project Updatesにあります)

  • B. Eclipse SDKをインストールせず、直接設定ファイルから有効にします。ワークスペース下の「.metadata/.plugins/org.eclipse.core.runtime/.settings/org.eclipse.ui.workbench.prefs」に「UIActivities.org.eclipse.equinox.p2.ui.sdk.classicUpdate=true」を追加後、Eclipseを再起動

 正しく設定された場合、[Help]-[Software Updates]から[Classic Update Manager]を使用できます。

インストール手順

 では、早速CDEをインストールしてみましょう。

  1. [Help]-[Software Updates]-[Find and Install]を選択します
  2. 「Feature Updates」画面で[Search for new features to insatall]を選択、[Next]ボタンを押下します
  3. 「Update Sites to visit」画面で[New Archived Site]ボタンを押下後、以下の場所から「cdeUpdateSite-*.jar」を選択します
    • Windows
    •  C:¥ProgramFiles¥Curl Corporation¥Surge¥8¥ide¥eclipse-deploy¥cdeUpdateSite-*.jar

    • Linux
    •  /opt/curl/surge/8/ide/eclipse-deploy/cdeUpdateSite-*.jar

  4. 選択したjarファイルが画面に追加・選択されていることを確認して[Finish]ボタンを押下します
  5. 「Search Results」画面で「cdeUpdateSite-*.jar」にチェック、[Next]ボタンを押下します
  6. 「Feature License」画面が表示され、ライセンス契約が表示されるので確認してください。同意する場合は、[I accept the terms in the license agreement]を選択し、[Next]ボタンを押下します
  7. 「Installation」画面で[Finish]ボタンを押下します
    ※注

     Install Locationに日本語が含まれるパスが指定されていると、[Finish]ボタンが押せない場合があります

  8. 「Feature Verification」ダイアログが表示されるので、[Install All]ボタンを押下します
  9. Eclipseの再起動を求められるので、[Yes]ボタンを押下して再起動を行います

 以上でインストールは終了です。「Curl」パースペクティブを選択すれば、Curl開発に役立つ各種機能が使用できます。

次のページ
CDE最新版の主な機能について

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この記事の著者

菅原 洋介(スガハラ ヨウスケ)

2003年、住商情報システム株式会社に入社後Curlビジネスに携わり、多数の基幹系業務システムの 開発を担当、その後2007年には、米Curl社(マサチューセッツ)にてCurl Core RTEの設計・開発 に従事。現在は、Curlプロダクトの開発・メンテナンスを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://codezine.jp/article/detail/5265 2010/06/28 15:00

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