Webアプリケーションの開発コンテスト「Mashup Awards 6(以下、MA6)」が、今年も開催される。9月8日に行われた記者発表会にて、その概要が発表された。
「Mashup Awards」とは、Webの開発者がWebサービスを通して新しい技術やサービスを競い合うコンテストで、今回で開催6回目となる。今回の見所は、マッシュアップの対象として過去最大数となる179のAPIを利用できる点、モバゲーやAndroid、ペイパルなどの多様なプラットフォームが用意されている点だ。
主催者代表の株式会社リクルート メディアテクノロジーラボ局長 木村 稔氏は、MA6開催の目的は「『Quality of Developer's Life』の向上」「日本のWebサービスの発展」であり、「前回の応募総数は346作品。今年は応募作品数400作品を目標としたい」と語った。
MA6からの新たな試みとして、従来からのセミナー形式「Mashup Caravan」に加え、今回は新企画「Mashup Camp」を実施する。中級者以上向けの日帰り開発合宿で、同じ時間・場所でチーム制の開発を行い、具体的な作品完成へと導くことを目的としている。
また、今回は各企業が12のテーマ賞を用意。株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモのMashup on Android賞、グーグル株式会社のCloud Innovation賞、日本放送協会のBarrier free on Web賞、株式会社リクルートのU-23賞などをはじめ、多彩なテーマが用意されている。また、特別審査員賞には、勝間和代の人生戦略賞、Smile music Application賞なども設けられた。
会場では昨年のMashup Awards 5で優秀賞・審査員特別賞を受賞した「CastOven」や、同じく優秀賞を受賞した「TRAVATAR」の開発者によるデモも行われた。
作品応募期間は2010年9月8日~11月8日、授賞式は2010年12月4日を予定している。最優秀賞には賞金100万円、優秀賞には10万円、テーマ章には5万円が贈られる。MA6の詳細はMA6公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・#MA6 (MASHUP AWARDS 6) on CREYLE
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