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全7チームの発表が終わったところで表彰に移った。まず、ミクシィ社員が選ぶ社員賞を「しりとりアプリ」チームが受賞した。
そして、最優秀作品は参加者全員の投票により「Bluetoothチーム」が受賞した。APIの利用や機能のアイデアだけでなく、それが必要とされるであろうシチュエーションが確実に想定できる有用性と、BluetoothとGPSという2種類の実装を用意したところが高評価に結びついたのではないかと思われる。終了後、チームの方々に簡単にコメントをいただいた。
「リアルで会うとiPhoneのバンプはすごく盛り上がるので、マイミク申請も同じようにやれたら楽しいんじゃないかと、以前から考えていました。ただ、アイデアソンの時点では、マイミクになるための方法(公開API)がわからなくて、『きっとmixiの人が用意してくれるはず』と無茶なリクエストをしていたんですが、今日ハッカソンに来たら『(マイミク申請を)出せるものはあります』と言われて、ありがたかったです。本当はマイミク申請だけでなく、いろいろなデータをやりとりできればいいなと思うので、今後もっとAPIのオープン化が進めばもっと楽しくなると期待しています」
このコメントにもあるように、mixiのAPIのオープン化はこれからますます進み、もっと楽しいアプリが作られるようになるだろう。今後、ミクシィハッカソンが開催されれば、今回の作品を超え、さまざまな感動を共有できるさらにスゴいアプリが登場するはず。それまでにスクリプト言語のひとつも勉強しておくべきかしら、そう考えながら帰途についた筆者であった。