08.ページング処理をする
SilverlightのDataGridではページング処理を行うことができます。
SilverligetページにDataPagerコントロールを貼り付け、データソースから目的のテーブルをドラッグ&ドロップしてDataGridを作成します。
次に、データソースウィンドウからDataGridに表示しているデータソースと同じものを、DataPagerコントロールにドラッグ&ドロップします。
1ページに表示するデータ件数はDataPagerコントロールのPageSizeプロパティで設定することができます。既定値は10です。またDataPagerを利用するには、データを並べ替えておく必要があります。
ドメインサービス(前編を参照ください)のファイル(本記事ではCustomerService.cs)を開き、OrderByメソッドを使用して並べ替えが行われるように変更をします。
Public Function GetCustomer() As IQueryable(Of Customer) '★★★CustomerIDで並べ替え★★★ Return Me.ObjectContext.Customer.OrderBy(Function(c) c.CustomerID) End Function
public IQueryable<Customer> GetCustomer() { // ★★★CustomerIDで並べ替え★★★ return this.ObjectContext.Customer.OrderBy(e => e.CustomerID); }
下記はDataPagerコントロールを使用してページング処理をする例です。
<sdk:DataPager Name="DataPager1" PageSize="10" /> <sdk:DataGrid> :省略 </sdk:DataGrid>
ページング処理をするにはDataPagerコントロールを使用する。
ページサイズを設定するにはPageSizeを設定する。
データは事前に並べ替えを行う。
まとめ
前編、後編とSilverlightにおけるDataGridのTipsを取り上げました。
DataGridは多くの機能を持っており、紹介したTipsはごく一部でしかありません。さらなる機能について興味がある方は、ぜひ下記のMSDNのリンクを参照ください。