米Adobeは、3日(現地時間)からカリフォルニア州にて開催中の「Adobe MAX 2011」にて、フリーランスのデザイナーや小規模なデザイン会社が「Adobe InDesign CS5.5/CS5」によって作成した双方向コンテンツをiPad上で配信できる「Adobe Digital Publishing Suite, Single Edition」を発表した。
Adobe Digital Publishing Suite, Single Editionでは、「Creative Suite 5.5」のワークフローを活用して、パンフレットやビジュアル的な要素を多用した書籍、年次報告書、デザインポートフォリオなどを、iPad向けの単体アプリケーションとして作成可能となっている。デザイナーはコードを1行も書くことなく、既存のスキルやワークフローを使ってiPadアプリを開発できる。
販売開始は、北米では11月末を予定しており、その他の地域での販売については検討中となっている。なお、InDesign CS5.5からiPadへの配信は、アプリケーションあたり395ドルの料金が発生する。また、その他のプラットフォームへの対応は、2012年中に予定されているという。
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・アドビシステムズ
・「Adobe Digital Publishing Suite」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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