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Google App Engine for JavaでMySQLを使ってみる

Google App Engine for JavaでMySQLを使ってみる


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Google Cloud SQLを使ってみる

 では、実際にCloud SQLを使用するための準備や設定について見ていきます。現在は限定プレビューであるため、Google Cloud SQLを使用するためには限定版独自の手順も必要になります。

限定プレビュー版への申請処理

 まず、Google API Consoleから限定プレビュー版への新規登録を申請します。

Google API Consoleを表示

 Google API Console(図2)はGoogle APIのネットワークトラフィック、認証、課金情報などを参照・管理するためのUIインターフェイスです(Google API ConsoleのURLは、Google検索で見つけるのが一番簡単です)。

図2 Google APIs コンソール
図2 Google APIs コンソール

 Google APIs Consoleが表示されたら、左ペインにある[Services]をクリックしてAll Services画面を表示します(図3)。

図3 All Servicesの画面で、Google Cloud SQLの[Request Access…]をクリック
図3 All Servicesの画面で、Google Cloud SQLの[Request Access…]をクリック

 All Services画面で[Google Cloud SQL]の[Request access...]をクリックします。すると、限定プレビュー利用申請画面が表示されます(図4)。

図4 Google Cloud SQLの限定プレビュー利用申請画面
図4 Google Cloud SQLの限定プレビュー利用申請画面

 使用するプログラム言語など、図4の画面下にも申請で記入する項目がいくつかあります。それらを記入して、最下部にある[送信]ボタンをクリックすると限定プレビュー版利用の申請処理は完了です。

 申請に対する承認の通知はメールで送られてきますが、筆者の場合承認メールは翌日届きました。メールにはリンクが貼られており(図5)、そのリンクをクリックすると申請したメールアドレスでのGoogle API Console画面が表示されます。これで利用申請が承認されてCloud SQLを利用できる状態になっていることが確認できました。

図5 Googleからの限定プレビュー版利用承認メール
図5 Googleからの限定プレビュー版利用承認メール

 Google Cloud SQLはコマンドラインからもプログラム作成・デプロイが可能ですが、Eclipseを使用する方が遥かに便利で効率的ですので、Eclipseでのプログラム作成をお勧めします。

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Eclipse環境の設定

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この記事の著者

清野 克行(セイノ カツユキ)

慶應義塾大学工学部電子物理専攻卒。日本IBM、日本HPで、製造装置業を中心とした業務系/基幹業務系システムのSE/マーケティングや、分散アプリケーションによる社内業務システム開発などに携わる。現在は、クラウドやAjax関連の/ソフト開発/書籍執筆/セミナー講師/コンサルティング、などを行っている。情...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/6444 2012/04/12 19:10

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