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Google App Engine for JavaでMySQLを使ってみる

Google App Engine for JavaでMySQLを使ってみる


Eclipse環境の設定

 次に、Cloud SQLを使用するためのEclipseの環境設定を行います。前ページで解説したように、限定プレビュー利用申請を行ってから承認メールが届くまで1~3日程時間がかかるので、その間にEclipseの環境設定を行っておくのが効率的です。

GAEを使用するための前準備

 Cloud SQLを使用する場合、最初の設定からプログラム作成、それにクラウド環境へのデプロイ手順についてもこれまでのGAEでの手順とかなりの部分で重複しています。Eclipse環境でGAEのプログラミング経験がある場合は、既に経験している手順もいくつか出てきます。

 Cloud SQLはGAEの環境でプログラムを作成して稼働します。Cloud SQLを使用するためには、最初にGAEの準備・設定が必要になります。以下の3つの手順です。

  1. GAE用のアカウントの取得
  2. 認証キーの取得
  3. Eclipse用のプラグインインストール

 これらの手順については、「Google App Engine for Javaを使ってみよう!(1)Google Plugin for Eclipse」で説明しているので、そちらを参照ください。

Google Cloud SQLインスタンス作成

 Cloud SQLを使用するには、DBサーバに対応するCloud SQLのインスタンスを生成しておく必要があります。インスタンス生成は次の手順で行います。

1)Google API Consoleの画面を表示

 承認メールに記載されているリンクをクリックしてGoogle APIs コンソールの画面を表示すると、図6のように承認前には無かったGoogle Cloud SQLが左ペインに表示されます。

図6 限定プレビュー版利用承認後のGoogle API Console表示(Google Cloud SQLが追加)
図6 限定プレビュー版利用承認後のGoogle API Console表示(Google Cloud SQLが追加)

 新たに表示されるGoogle Cloud SQLをクリックすると、中央ペインにOverview画面が表示されます(図7)。

図7 Google Cloud SQLクリックで表示されるOverview画面
図7 Google Cloud SQLクリックで表示されるOverview画面

 ここでは、インスタンス(Instance)がまだ無いため、Overviewの欄にはタイトル以外まだ何も表示されていません。

2)インスタンスを生成

 図6の右上にある[New instance」ボタンをクリックし、インスタンスを生成します。

図8 New Instanceダイアログボックス
図8 New Instanceダイアログボックス

 「New Instance」ダイアログボックスが表示されます(図8)。この画面で指定するのは3項目ですが、その内のSize(RDBのサイズ)指定は「Small」のままにして、後の2つを指定します。

 Nameフィールドにはインスタンス名を入力します。インスタンス名はユーザーが任意に指定する名前です。最初のインスタンス生成ではボタンクリック後に「Register Project ID」のウィンドウが表示されます。この画面からプロジェクト名を入力しますが、この名前はCloud SQLで登録されているすべてのプロジェクト名に対してユニークにする必要があります。

 Authorized applicationsにはこのインスタンス内で可動する(RDBを使用できる)GAEのアプリケーションID(Application ID)を指定します(※注1)。

※注1

 アプリケーションIDについて不明の場合は、前出の「Google App Engine for Javaを使ってみよう!(1)Google Plugin for Eclipse」を参照ください。

 入力後、[Create Instance]ボタンをクリックすると、インスタンス生成が完了します。

図9 インスタンス生成後のDashboard画面
図9 インスタンス生成後のDashboard画面

 インスタンス生成によって、DashboardのAuthorized applicationsの下に、このインスタンスに登録されているデータベースにアクセス可能なGAEのアプリケーションIDが表示されます。

 Authorized applicationsは、インスタンス生成後にも複数登録でき、インスタンス生成時に指定しないでおくこともできます。Authorized applicationsを複数指定した場合は、アプリケーションIDで指定される複数のサーバプログラムから同じデータベースをアクセスできるようになります。

 インスタンスの追加指定は、図9画面上部の[Instance settings]ボタン、または画面中央の[edit]リンクから行うことができます。生成したインスタンスを削除する場合は[Actions]ボタンから行います。ただし削除後、2か月間そのインスタンス名は使用できません。

 Google API ConsoleのOverview画面を確認すると、図10のように先ほど生成したインスタンスが表示されます。

図10 インスタンス生成後のOverview画面
図10 インスタンス生成後のOverview画面

次のページ
サンプルアプリケーションの作成

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この記事の著者

清野 克行(セイノ カツユキ)

慶應義塾大学工学部電子物理専攻卒。日本IBM、日本HPで、製造装置業を中心とした業務系/基幹業務系システムのSE/マーケティングや、分散アプリケーションによる社内業務システム開発などに携わる。現在は、クラウドやAjax関連の/ソフト開発/書籍執筆/セミナー講師/コンサルティング、などを行っている。情...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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