解説
コメントとは、文章や意見に補足説明を加えることです。プログラムのコメントでは、プログラム内に「プログラムとして解釈されない部分」を作り、そこに補足的な説明を書き込みます。
このコメントは、本に付箋を貼る様子をイメージするとよいでしょう。付箋を使って書いた文章は、本文とは違うものとして読み飛ばせます。プログラム中にコメントを挿入することで、付箋と同じように読み飛ばせる(プログラムとして解釈されない)説明やメモを、プログラムの文章中に加えることができます。
この仕組みを理解するためには、プログラムがコンピュータに、どのように解釈されて処理されるかを理解する必要があります。
プログラムは、通常は上から下に1行ずつ読んで実行されます。また同じ行の中では、左から右に解釈されていきます。これは、横書きの本を読む場合と同じです。
program; program; program; program; program; program; program; program; program; ①②③ ④⑤⑥⑦ ⑧⑨
プログラム中にコメントを加えるには、「ここは読み飛ばしますよ」という記号を付けて、コンピュータに読み飛ばさせます。
具体的には2種類の方法が用いられることが多いです(※コメント用の記号は、プログラム言語によって違います)。
方法その1 記号の右側を無視
1行単位でプログラムを見て、コメント記号の右側を無視します。ここでは「//」を記号とします。
program; program; // 記号の右側を無視 program;
方法その2 記号の間を無視
1行から複数行にわたってプログラムを見て、コメント記号の間を無視します。ここでは「/*」「*/」を記号とします。
program; /* 記号の間を無視 */ program;
program; /*
記号の間を無視
*/ program;
program;
/*
記号の間を無視
*/
program;
プログラムの途中に無視する部分を作って様々な説明を加えるこの機能を使い、プログラムを読みやすく、分かりやすく書くことができます。
worlkA(); worlkB(); worlkC();
/* * 画面の更新 */ worlkA(); // ボタンの書き換え worlkB(); // メイン画面の書き換え worlkC(); // タイトルバーの書き換え
サンプル
コメントを、JavaScriptで簡単に書いてみます。
<html>
<head>
<title>「コメント」のサンプル</title>
<script type="text/javascript">
document.writeln("100 左<br>"); // document.writeln("100 右<br>");
document.writeln("200 左<br>"); /* document.writeln("200 右<br>"); */
document.writeln("300 A<br>"); /*
document.writeln("300 B<br>");
*/ document.writeln("300 C<br>");
document.writeln("400 A<br>");
/*
document.writeln("400 B<br>");
*/
document.writeln("400 C<br>");
</script>
</head>
</html>
100 左 200 左 300 A 300 C 400 A 400 C
