解説
変数は、プログラムの根幹を成す概念です。プログラムを使えば複雑な計算を行えます。そのための手順を文字で書き、その内容を1つ1つ処理していきます。その際に、計算結果を保持して、後で再利用する必要があります。この、計算結果(値)を保持するための箱が変数になります。
箱a = 100 * 0.7 箱b = 200 * 0.9 箱c = 箱aの値 + 箱bの値
プログラムでは、多くの場合、変数に値を代入する処理を「=(イコール)」記号で行います。そのため、プログラミングに慣れていない人は、数学の「=」記号の意味(両辺の値が等しい)と混同して混乱します。
a = b ……「a」と「b」は同じ
a = b ……変数aに、変数bの値を入れる
プログラムの場合は、式の右側(「=」の右側)の計算結果を、式の左側(「=」の左側)の変数に代入します。
a = 1 + 2 + 3 + b ……変数aに、「1 + 2 + 3 +変数bの値」の計算結果を入れる
そのため、数学で見られるような、以下のような式は見られません。
a + 1 = b
なぜならば、プログラムでは、式の右の計算結果を式の左の変数に格納するからです。
a + 1 = b ……これは駄目
プログラムは、行の左から右に処理していきますが、この変数の代入では、右の計算結果が左に代入されます。ちょっと分かり難いですが、そういったものとして覚えてしまってください。
行の左から右に処理 →→→→→→→→→ a = 1 + 2 + 3 + b ↑ └───┬──┘ └─────┘ 変数への値の代入は向きが逆!
サンプル
変数を、JavaScriptで簡単に書いてみます。
<html>
<head>
<title>「コメントアウト」のサンプル</title>
<script type="text/javascript">
var a, b, c;
a = 3; // 変数aの値は3
b = 1; // 変数bの値は1
b = a; // 変数bの値は3
document.writeln("a " + a + "<br>"); // 変数aの値を出力
document.writeln("b " + b + "<br>"); // 変数bの値を出力
document.writeln("----------<br>");
a = 100 * 0.7;
b = 200 * 0.9;
c = a + b;
document.writeln("a " + a + "<br>"); // 変数aの値を出力
document.writeln("b " + b + "<br>"); // 変数bの値を出力
document.writeln("c " + c + "<br>"); // 変数cの値を出力
</script>
</head>
</html>
a 3 b 3 ---------- a 70 b 180 c 250
