RIAコンソーシアムは、「RIA市場動向/ビジネス活用調査」を実施するとともに、その調査結果を5日に発表した。
RIA市場動向/ビジネス活用調査は、RIA(Rich Internet Application)の実際の市場動向の現状と、RIAの課題ならびに解決策を探ることを目的としており、今回が6回目となる。調査対象は、全国の一般事業会社における、システム導入に関して検討・申請・決定する立場にあり、かつ導入経験のあるシステム担当者で、500名から回答を得た。
今回の調査では、RIAの導入・検討状況とRIAの認知状況は比例していることが明らかになっており、RIAの導入を検討していない企業のうち、40%は今後の導入の可能性を秘めているという結果が得られた。また、RIAの導入に対する期待と満足度に関する調査では、操作性やデザイン性、利用率に対する期待が高く、導入後も高い満足度を得ていることがわかった。
なお、期待と満足度に関する調査結果を前年度のものと比較すると、高い期待が寄せられた機能については高い満足度が得られるとともに、満足度の低い機能にはそもそも期待が寄せられていないという二極化が浮き彫りになっている。このことから、顧客のRIAに対する理解度の深さや、RIAに対して期待する効果を正しく認識していることがわかり、RIA技術が定着期にさしかかっていると考えられる。
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