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Java Webアプリケーションの脆弱性検証サービスが提供開始

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株式会社日立システムアンドサービスは、Javaソースプログラムのクロスサイト・スクリプティングやSQLインジェクションなどの検証を行うサービスを、本日から提供開始することを発表した。

 株式会社日立システムアンドサービス(以下、日立システム)は10月17日、同社のソースプログラム検証サービス「InspectPro (インスペクトプロ)」シリーズに、Javaソースプログラムのクロスサイト・スクリプティングやSQLインジェクションなどの検証を行うサービスを追加し、本日から提供開始することを発表した。

 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の報告(PDF)によると、今四半期のソフトウェア製品の脆弱性届出件数は過去最高を記録し、「Webアプリケーション」が最も大きな割合を占めたこと、最大の原因として「任意のスクリプト実行」を防止できなかったことを挙げている。

 これらは、主に「クロスサイト・スクリプティング」「SQLインジェクション」など、ソースプログラムの記述で防止できる問題だが、通常の機能テストでは検出が難しく、対策には膨大な時間と人員の投入が必要になる。

 今回追加されたJava言語対応のセキュリティ検証サービスでは、クロスサイト・スクリプティング、SQLインジェクションを始め、ソースプログラムの記述で対策可能な脆弱性を網羅している。また専門アナリストが修正箇所を厳選したレポートを報告するため、短時間で信頼性の高いウェブアプリケーション構築を実現できる。

 日立システムによると、Java言語対応のセキュリティサービスを今後2年間で売上高5億円の販売を目標としているとのこと。

プレスリリース:Javaソースプログラムの脆弱性を摘出するセキュリティ検証サービスを開始

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https://codezine.jp/article/detail/669 2006/10/17 11:50

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