グレープシティは、クライアント側技術にjQueryを採用したASP.NETコンポーネントセット「ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo 2012J(コンポーネントワン ウィジモ)」を9月26日に発売すると発表した。
米ComponentOne社買収後、初の新バージョン発売となった「ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo 2012J」(以下、Wijmo)では、jQueryが提供するウィジェット「jQuery UI」をさらに拡張し、業務システム開発で頻繁に利用されるデータグリッドやチャート、スケジューラなど30種類以上のUIを収録。従来のASP.NET Webフォームと同じ手法で、統一した外観とインタラクティブな操作性を備えたWebシステムを開発できる。
また、HTML5やCSS3などのWeb技術と親和性の高い「SVGチャート」と「SVGゲージ」を追加。SVGチャートでは、画像ではなくブラウザで直接描画できるため、リアルタイム更新などに最適。さらに、豊富なアニメーション機能も備え、Wijmoで作成するアプリケーションはこれまでの業務アプリケーションのイメージを一新するものとなる。
対応ブラウザはInternet Explorer、Google Chrome、Firefox、Safari、Opera。Windows 8およびVisual Studio 2012には、SP1で対応する予定だ。
価格は、1開発ライセンス147,000円(税込)で、運用には別途サーバーライセンスが必要となる。26日の発売以降は、ComponentOne Studio Enterpriseエディション、Ultimateエディションにも含まれる。
【関連リンク】
・ComponentOne Studio for ASP.NET Wijmo 2012J
・Wijmo オンラインデモ
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